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あれ、あなた、エンジニアの方ですか?あーちょうどよかった。ちょっと助けてもらって良いですか?

好きなエッセイスト「穂村弘」

ブログ何書こうかな…と思っていて、
好きなことを書いたらいいんだよとアドバイスをもらったので、私の好きな作家さんの話をしたいと思います。

穂村弘という歌人、もしくはエッセイストをご存知でしょうか?
普段そういった分野の本を読まない人はピンとこないかもしれません。
ちょいちょい新聞等でも連載を持っているので、そういった場で知っている方もいるかもしれません。
私は彼の書くエッセイがとても好きです。
中学の時から惚れ込んでいます。

このブログのタイトルも穂村さんのエッセイ本のタイトルからとらせていただきました。
エッセイといっても結構範囲が広いとおもうのですが、彼の書くエッセイはさくらももことか原田 宗典あたりのものに近く、
日常で起こった出来事を作家独自の目線でユーモラスに描くコミカルな内容のものです。
穂村さんと穂村さんの書くエッセイには以下のような特徴があります。

・他人と比べて極端に不器用なところがある
焼き鳥の串を抜けなかったり、ケーキを持ち帰る時に綺麗な状態を維持できなかったり…
・自分の中にこうあるべきという理想があり、そうなれない自分に絶望している
エスプレッソの飲めるかっこいい俺。ワイルドで細かいことに気にしない俺。(でも本当はそうじゃない)
・妄想力(想像力)がものすごい
ベッドの後ろに落ちた靴下は宇宙に行っているのではないか?等
・引いてしまいそうなのに、ぎりぎりのところで「もーこの人は…(かわいいw)」と母性をくすぐってくる
もう、おじさんなのに…こんなこともできないなんて…と思いながらもかわいいなと思わせられてしまう。絶妙な読者たらし。
・間の取り方と言葉のチョイスが絶妙
本来は歌人だけあって、『。』の打ち方とか、漢字ひらがなのつかいわけとか大変上手いです。スッとはいってくる。

エッセイを書かせたらこの人の右に出る人はいないと思っているのですが、人を選ぶみたいで、
今まで5人くらいにオススメして、1人しか好きになってくれませんでした。(なぜだ…あんなに面白いのに)
よかったら1冊読んでみてください。

おすすめは「現実入門」です。最後まで読み進めると…、いろんな意味でもう一回読み直さないといけなくなる代物ですww

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